仕事 日常

神様課長からのサプライズ


こんばんは。

メリークリスマス!

みんなどんなクリスマスを過ごしているのやら(^^)

我が家はすでに昨日チキンとケーキを食べたので、ダイエットしていることもあり今日の夜はほとんど食べていません、なのでその分少し時間が取れたのでブログ書いてます。

といっても言ってもあと数分でクリスマスも終わってしまいますが・・・。

楽しい時間はあっとゆう間に過ぎてしまうもですね!

今日はクリスマスということもあるので前回、神様課長のブログで最後の方で話した、神様課長からのサプライズ(プレゼント)の話をしたいと思います。

神様課長関連の話はこちらからどうど

プロローグ
ボクの会社には神様のような課長がいます

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出会い
出会いに感謝!神様みたいな課長と一緒に仕事ができる奇跡

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サプライズは突然に

始まりは2017年の6月頃でした。

神様課長がボクに頻繁に元気でやっているかを聞いてくるようになりました。

ボクには転勤と同時期に入籍した奥さん(妻)がいるのですが、奥さんのことも「奥さん元気?」と気にかけてくれる日が続きました。

ボクはいつも気にかけてくれて本当に優しい方だと思いました。

転勤に慣れてないし、全く知らない土地で結婚して間もない夫婦二人が仲良くやれているのかを、きっと心配してくれているんだろうとその時は思っていました。

すごく気にかけてくれていると思っていたら、ある日仕事が終わってから突然神様課長から電話が!

「お疲れ様ですぅ~。よかったら沖縄にいきませんか?奥さんと一緒に」と急に言ってきたんです!

あまりにも急だったのでびっくりしました!

と同時になぜボクなんだろう?という思いにもなりました、もしかしたらなんか企んでるんじゃないかとさえ考えました。

けどその思いを察したのか、実は・・・と自分の思いをボクに話してくれました。

転勤前に少しの間一緒に仕事をした中で、入社して間もないのに一人遅くまで残り仕事をこなしていたボクを見て、なぜ文句や愚痴も言わず黙々と仕事をこなせるのか?と思ったと同時に、こんなに一生懸命頑張っている人が報われないのは間違っている!上司や人事は何をしているのかと!その時から色々感じてくれていたみたいです。

ボクはそんなことを思っていてくれる人がいるんだと初めてその時知りました。

見てくれている人はいるものなんですね!

ボクは人と関わるのが苦手だし、かなり用心深い人見知りなのですが、神様課長のような方との出会いに感謝しない日はありません。

出会えたことが本当に奇跡だと思いました。

長いようで短い人生の中で神様課長のような方と出会えることは何度あるのでしょか?

この時、真面目に仕事をしていて初めてよかったと心から思いました。

神様課長には死ぬまでにやりたいことリスト(自分で考えた)というものがあり、その中の一つにボクにプレゼントを贈るということを入れてくれていて、どうしても何かプレゼントを贈りたいという思いがあるのだということを聞かせてもらいました。

なので、自分が一番好きな場所である沖縄を旅行にしてプレゼントしたいということでした。

あくまでも自分の思いを叶えたい、これは自分の我が儘なのだと言っているようでした。

いい人過ぎてブログを書いている今でも涙が出てきます。

けれど流石にそこまでして頂いては申し訳がないと思い、奥さんが長い休みが取れないことを理由にしてお断りしました。

その後も7月・8月・9月・10月と日にちも何通りか選べるように何度か提案してくれていたのですが、すべてお断りしました。

断るのも申し訳ないくらいでしたが、旅行にかかる費用を考えたら簡単に行きますとは言えませんでした。

そんなやり取りをしているうちに10月が過ぎ沖縄もシーズンではなくなり、話も流れました。

申し訳ないしこれでよかったと、沖縄には行きたいけど自分たちでお金をためて行けるように頑張ろうと奥さんと話し、その時はそこで終わりました。



 

なんと‼その1年後の今年2018年6月頃、また神様課長が声をかけてくれたのです!

「去年はダメだったけど今年はどう?」と!

まさか今年も声をかけてくれると思ってなかったので驚きました。

もう忘れてるだろうと思っていました。

この時奥さんの勤めていた会社が突然倒産し、奥さんも仕事をしていない状況だったし、そのことを神様課長も知っていたので、断る理由もありませんでした。

あれだけ全て断ったのに、また今年も声をかけてくれたことには本当にびっくりしました。

申し訳ないという思いはありましたが、そこまで言ってくださるのならと、今年はその話を喜んでお願いすることにしました。

すると神様課長の顔が花咲、自分のことのように喜んでくれたのです。

この時ボクは、去年の旅行の話を逃げるように断っていた自分をすごく悔いました。

生きているとこんなこともあるんですね?

他人の優しさがとても身に沁みました。

ボクも少し年を取ったのか、最近涙もろくて困ります(>_<)



旅行プラン

旅行に行くことが決まると、神様課長が早速旅行代理店に出向いてくれ、月の候補と日にちの候補を出して持ってきてくれました。

ボクは仕事がそこまで忙しくなく有給が取りやすい9月を選びました。

神様課課長は嫌な顔一つせずに、ボクの希望をすべて聞いてくれ、旅行代理店に何度も出向き打ち合わせてくれました。

プランが2つあり沖縄本島の王道プランともう一つが石垣島のプランでした。

迷いましたが、今まで一度も行ったことがないので石垣島のプランを選びました。

最初石垣島のプランは2泊3日で沖縄本島が3泊4日のプランでしたが、なんと!そのプランも神様課長が3泊4日のプランに変えてくれ、しかもレンタカーまで付けてくれたのです!

せっかくだから少しでも長く楽しんでほしとのことでした。

とことんいい人過ぎます!

頑張ってるからと、ここまでしてくれる人みなさんの周りにいますか⁉

それともボクが人付き合いが苦手だから出会わないだけですか?

何はともあれプランも決まり、あとは出発の日を待つだけになりました。



送迎

旅行の出発の日が近くなり、神様課長がボクに話しかけてきてくれました。

神様課長
いよいよですね~!
イノサン
はい!すごく楽しみです!
神様課長
9月は台風が多いから心配だけど、こういうのは日頃の行いだからね
イノサン
そうですね!晴れてくれることを祈ります!
神様課長
きっと大丈夫だと思う
神様課長
送り迎えもするからよろしくね
イノサン
え⁉いやいやそこまでは申し訳ないですよ!
神様課長
大丈夫!その日は午前休取ってあるから!任せて!

いえ(;^ω^)そういう問題ではないのですが・・・。と思いましたがもう休みを取ってある!しかもボクを送った後仕事に行く気だ!

ボクの家から空港まで高速を使っても約2時間半もかかるのに!

往復だと約5時間!

素晴らしい責任感!

出発の日がボクの家をAM4時に出て、帰りが空港にPM10時!

本当に頭が上がりません!

旅行をプレゼントしたいと言ってくれたことにも驚きましたが、まさか送り迎えまでしてくれるなんて思っていませんでした。

しかも半休を取ってまで!

それにさることながら高速代・途中休憩の飲み物代も全て出していただきました!

なぜそこまでしていただけるんですか!

ボクには課長にそこまでしていただける理由がわかりません!

もっと自分のために時間やお金を使ってください😢

今もずっと心から感謝しています!

そして送り迎え本当にありがとうございました!



おこづかい

旅行初日朝まだ外が暗い中、空港まで送っていただき、更にお見送りまでしてもらいました。

空港につき搭乗券を発行するところまで見届け、「それでは私はこれで」と言うとその後ボクだけが手招きされて呼ばれました。

すると神様課長が財布からおもむろに2万円を取り出すと、これでお魚になってきてと言いました。

ボクはこれは流石に受け取れない!と思い「これは受け取れません!お気持ちだけで十分です!」と言うと、課長がすぐにボクの手にお金を握りしめさせ、楽しんできてと満面の笑みでそう言ったのを見て、ボクは「本当にありがとうございます!楽しんできます!」と頭を下げることしかできませんでした。

自然に涙がこぼれてしまいそうになったので、頭を上げることができなくなりました。

多分声も震えていたと思います。

神様課長がそれに気が付いたのか、ボクが頭を下げたままでいると踵を返し手を振り「楽しんできてぇ~」と帰っていきました。

ボクは姿が見えなくなるまで頭を深く下げ続けました。

ボクが今伝えられる最大の感謝の気持ちの表現がこれしか出てこなかったからです。

ギャンブルもしないし、普段お酒も飲まない(会社の付き合いだけ)、夕飯のメニューを割引シールが貼られているもので選ぶくらいなので、普段から一切贅沢をしない方と知っていました。

そんな方がボクにここまでしてくれた。

本当にどう感謝してどうそれを伝えればいいのかが分からず、その時はただただお礼と頭を下げることしかできませんでした。

神様課長が望んでいるのは、純粋にこの旅行を最大限に楽しんでもらうことだったのかもしれませんが。



見返りは日に焼けた肌と思い出話

楽しかった旅行も終わりを告げ、思い出をたくさんくれた石垣島を後に、また日常へと戻る飛行機に乗りました。

空港に着くと神様課長がもう待ってくれていました。

お土産はいらないと言われていましたが、ボクは早速お土産渡しお礼を言いました。

とても喜んでくれていたのでよかったです。

お土産の中には奥さんと一緒に選んだとてもかっこいいデザインの琉球ガラスのグラスがあり、気にいてもらえるといいなと思っていましたが、後日課長の家にグラスがなかったこともあり、かっこいいいデザインでとても気に入って使っていると言ってもらえたので本当にうれしかったです。

課長は日に焼けたボクの肌を見て満足げな顔をしていました。

神様課長
台風が心配だったし、あまり天気が良くなさそうだったけど大丈夫だったみたいだね?
イノサン
はい!途中少し降られたりしましたが、ほとんど晴れてました!
神様課長
やっぱり日頃の行いだねぇ~
神様課長
この台風が多い時期に、しかも天気予報あまりよくない中だったのにね?
イノサン
神様課長のおかげですよ!
神様課長
いやいや~これは本当に日頃の行いがでるからねぇ

こんな感じのやり取りで、帰りの車の中では思い出話をたくさん聞かれたので、ボクも嬉しくなりたくさん思い出話を話しました。

とにかくどこに行っても楽しくて終始楽しむことができたことを伝えました。

このあとも何か要求してくるでもなく、顔を合わせたら挨拶と日常会話ぐらいで特別今までと変わらない関係ですごしています。

神様課長はけして見返りが欲しいのではなく、純粋に心から旅行をプレゼントしたいと思ってくれていただけみたいです。

感謝してもしきれないほどのサプライズをありがとうございました。

日々様々な悩みに苦しむ中で、この出来事が今頑張れている原動力の一つとなりました。

なにも取り柄のないボクだけど、ボクの味方になり励ましてくれる人もいることを再確認することができました。

上司や周りにいじられバカにされ心が折れそうになることもあるけど、それに負けずに笑って耐え忍ぶことができれば奇跡のような出来事に出会えるのかもしれませね!

そう思ってこれからの人生も生きていけたらと思います。

今悩み苦しんでいる全ての人たちに素敵な出会いがありますように。



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自信が持てない自分を少しでも変えるためにブログを書いてみることにしました。

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